迷ったあげくペダルをPD-5700にした
かっこえーじゃんかー!
ロードバイクが「趣味な人」のブログを拝見したりすると、ビンディングペダルにしたら、やれ転んだだの立ちゴケしただの、やたら「ころんだ」「こけた」「骨折った」などの物騒な言葉が散見する。
それで、いままでフラットペダル+ツゥクリプ(ストラップなし)で漕いでいた。「転ぶのイヤだもんね」と…
ところがですね、ある日信号で止まっていると、後ろのお兄さんが「カチャ」という音をたてて止まったのです。青になったので、進もうとすると後ろの兄さんカチャと音を立てたかと思うと、私を抜かして颯爽と走りすぎていったのです。うにゃーカッコええジャンかー!
「よし、私もビンディングにするぞ」と秘かに心に誓ったのです。でもまてよ、「転んだ・立ちゴケした」とならないために何か策はないものか?
そうだ、ツゥクリップに外してあったストラップをつけて、止まる時に必ず足をひねってビンディングからはずすイメージで止まってみよう。
あれこれ半年経ったので意を決してショップに。ショップに行く前はPD-A530の片面SPD+片面フラット(専用シューズでもスニーカーでもOK)に決めて出かけたのだが、店員さんの「クリートのでかいもののほうが力の伝導効率が高いですよ」の一言で、脚力に自信のない私は「力の伝導率か?」とつぶやき、PD-5700に決めてしまった。プロショップの人が言うのだから間違いない!私のこういう場合の座右の銘は「プロに聞け」です。
早速家に帰って取り付けてみた
塀につかまり、はめたりはずしたりを繰り返し練習。ショップで調整してもらったクリートがどうも上手くはまらない。「おーそうだ、私はO脚なのだ!」と言うわけで少しだけ逆ハの字になるようにクリートを調整。圧力も最小にして試してみると、おー!これで完璧。30分後意を決して街中に「信号が赤になりませんように…」と祈りながら交差点に。「ホッ!よかった」通過、「あや次はダメだ」左のかかとに意識を集中。カチッはずれた成功!「よし次ははめる番だ」と足をペダルに「うん?」「裏だサイクリングロードまでこれでいくか」としばらく片足走行で走っていった。サイクリングロードに入ったので表に返してはめようとしたが、なかなか言うことを聞いてくれない。4、5回チャレンジしてやっとカチッ!少し走っては外してははめ、外してははめを練習した。おかげで帰りはバッチリ!今のところ「転んだり立ちゴケ」はない。
みなさんビンディングペダルは決して危なくはありません。坂道の効率はトゥクリップの比ではありません。もし迷っている人がいたら意を決してペダルを交換してみてください。