We saw a lot of ( ) fish in the pond. | 半田、阿久比の学習塾 レッツ

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We saw a lot of ( ) fish in the pond.


[ 2016年1月11日 ] [ asuki ] [ blog ]

文法問題で満点を狙うために

このポストではある高校の定期テストで出題された問題を取り上げます。「問題と答えはあるけれど、解説がないんですよ。」という、かわいい生徒のために、私が作成した解答を公開します。これは年越合宿で取り組んだものですが、反響が良かったのでブログでも掲載することにしました。ただ、受験生向けに書くので、結構簡素な解説になっていますので、高校2年生はついていけないと思います。そういう人はもうちょっと勉強してからみてください。

2016年1月10日から2016年度センター本番前日まで毎日配信します。出てくる文法知識としてはセンターを一部超える難度ですが、大事なのは正解までのアプローチです。私達が練習してきた、論理的に解くと云う「頭の使い方」をここで確認しておきましょう。

問題

下記の選択肢のうち適切なものを選び、和訳しなさい。

We saw a lot of (   ) fish in the pond. 
① lived ② alive  ③ live  ④ life

解答

四択

方針

今回は③が正解。liveには動詞だけでなく、形容詞としての「生きている」という用法と意味があることを憶えておこう。「前置詞の後ろだから、動名詞、あ、動名詞じゃないから×」としないように。 まず選択肢に注目すると、liveに関連しているものが並んでいるのが分かる。また、(  )の前後で、前置詞と名詞があることから、形容詞の用法であることを予想する。まず④lifeが名詞なので選択肢から外れる。確かに「名詞の形容詞的用法」という文法事項もある。例えば、cotton shirt「木綿シャツ」、book fair「書籍市」などである。名詞が2つ続き、あたかも「形容詞」のように振る舞う場合もあるが、これは決まった言い方であり、勝手に自分で作ってはいけない。他に適切なものがなければ苦肉の策で選ぶこともあるかもしれないが、まずは他の選択肢を検討しよう。

ポイントの確認
限定用法と叙述用法

さて、形容詞には2つの用法がある。今回はその点がポイントなのでこの際おさらいをしておこう。形容詞の用法であげられるのが、限定用法、叙述用法の2つである。すでに授業では解説済みだが念のため、確認しておこう。限定用法は補語(C)にならない、叙述用法は補語(C)になるという用法である。もう少し詳しく見ていこう。 

限定用法とは、名詞を修飾する働きのことである。なぜ修飾が「限定用法」に当たるかを簡単に説明すると、修飾するということは「絞り込む」ということに他ならないからだ。例えば、catは猫である。この猫にfatという形容詞をつけると、猫という集合から、太っているという属性をもったものだけを抽出していることになる。世界には色々な猫がいるが、太っているという条件をつけることで、何割かに絞り込めたわけだ。さらに続けて、”fat oily white stinky cat”と述べると、「太っていて脂ぎっていて白くて臭い猫」となり、どんどん、もともとの猫全体という集合から絞りこまれていることが分かるだろう。猫の中の、太っているものの中の、脂ぎっているものの中の…と条件がどんどんついていく。つまり修飾するということは、絞り込む、言い換えれば限定している、ということなのだ。 

対して、叙述用法は理解が容易い。品詞分解をした際に補語(C)になっていれば叙述用法である。叙述とは「順番を追って述べる」という意味で、簡単にいえば「説明する」という意味である。

例えばThis flower is beautifulのbeautifulがそれに当たる。

This flower(S) is(Vi) beautiful(C)

となり、この花の説明をしていると捉えても差し支えないことがわかるだろう。 いまさらではあけれど、念のため確認しておくと、表にすると下記の様になる。

  イメージ 修飾 補語 例文
限定用法 絞り込む × the fat oily cat is mine
叙述用法 説明する × my cat is fat and oily
叙述用法でしか使えない形容詞

aで始まる形容詞は限定用法では使えず、叙述用法、つまりCの位置でしかつかえないと憶えている人も多いと思うが、その理由を説明できる人はあまり多くはない。実は、今ある前置詞の多くは、昔はonひとつで表していた。そこから派生し、現在の様な様々な前置詞が生まれてきたという歴史的な背景がある。最初がaで始まる形容詞が限定用法でなく、叙述用法で用いるのも、ここに起因している。例えばasleepという形容詞を見てみよう。このasleepという表現は古くはon sleepと表されていた。このonはほとんどの前置詞の意味を持っている古典英語のonであり、今回の表現でいうと現在の前置詞inが最も近いだろう。

この表現はon sleep→osleep→asleepという変遷をたどってきた。つまり逆に元の表現に戻せば、なぜ叙述用法(Cになる)でしか使えないかが分かる。

 I(S) fell(Vi) asleep(C) 

= I(S) fell(Vi) <on sleep> 

これはいえるが、 

The asleep baby(S) is(Vi) Kathy(C).

 = The on sleep baby(S) is(Vi) Kathy(C).

 は表現としておかしいのは直感的に分かるだろう。  定冠詞theの直後に前置詞は来ることができない。   また、aで始まる表現は前置詞onをすでに含んでいるため、<abroad>は<on broad>と解釈でき、「海外で」という意味の副詞扱いとなる。

 I(S) want to study(Vi) <abroad>.

 = I(S) want to study(Vi) <on broad>. 

abroadに前置詞をつけないことはこのような文法的背景がある。これは様々に応用が利くので必ず抑えておくこと。丸暗記もいいが、レッツ生ならこのくらいは説明できてほしい。

分詞はもとの形に戻して考えよう

分詞の前置修飾がくると、とたんに能動態、受動態関係を見失う人が多いが、ここは、後置修飾と同様、もとの文にもどして考えることで攻略が出来る。①livedだと、lived fishとなり、ここから前置修飾の分詞をもとの位置に戻すと、fish is livedとなり「魚は住まれている」になってしまう。寄生虫ですか?不適。

フィルタリング

解答に迷ったら下記のように縦と横でフィルタリングをしっかりかけると論点が見えやすい。薄色の行と列がそれぞれのポイントを表しており、2つが重なった部分が正解を表している。

  限定用法 可能 限定用法 不可
形容詞 ① lived ③ live   ② alive
形容詞以外  (④ life)  

このように整理すると、今回は、文法的には①と③が解答の候補に上がっていたことが分かる。ここは文意で判断するしかなかった。①だと寄生虫の話になってしまうということを思い出し、正解は③を選ぶ。

 和訳

私たちはその池で多くの生きている魚を目にした。 

We(S) saw(V) a lot of live fish(O) <in the pond.> 

和訳に於いては特に特筆すべき点はない。 大切なことは、あっている間違っているではない。 少しでもあやふやなところがあれば、文法書で確認し、問題集の類題で補強しておくこと。


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